大晦日

兎に角、今年は、よく保った

 

頸椎症性の脊椎と神経の圧迫から来る各機能の運動低下と、四六時中ある両肩から腕の付け根にかけての鈍痛で、何もしてないように見えても、実際は登山の頂上付近とか、格闘技での寝技よろしく強烈な負荷がかかってるという、イライラしてなくともシカメッツラをしてるような情況

 

この情況を正面から真に受けてると、どんな人でも平常心を保てなくなるだろう、とにかくツライのだが、冷静さを失って、叫び声をあげりゃ済むか?というと、経験上、余計にツラくなるだけなので、先ずは、叫んだり、七転八倒するようなときに使うエネルギーを温存することに勤めるようにした  

 

何より、グリップ等の「握り」の動作は、どうやら原始的な属性の運動として存在してるらしく、たいした負荷はかからずに済むのだが、強烈にしんどいのは、指先を使うような、微小なチカラで済むよな動作で、例えば、本の頁をめくったり、PCのマウスでクリックしたり、OPP袋をめくったりするのが、油断すると、パニックを起こして、自分が破綻してしまいそうになるほどの負荷がかかるのである

 

それでも、投げ出さずに、例に挙げたような動作のそれぞれをやるのだが、ぶっちゃけマジつらい…けど、それでもあきらめたくないので、やってる

 

さすがに体力的に無理というときは、いっさいを棚上げして、休むのだが、温存しすぎてもダメで、余剰の体力を就寝時以降に持ち越すと、あちこち痛いまま寝たいのに眠れない…という悪循環に入るので、気をつけている

 

今朝は、炊事の最中に、気管支に唾液が入ったため、咳をした衝撃で転倒…、マジへこんだが、凹んでばかりも居られず、すぐに気を取り直して、またお勝手に立った

 

イジイジとイジケテルと、余計に症状が悪化するように思えるし、何より、鈍痛が激痛に変わる…ということを何度か経験してるので、悪いように考えるのは、ヤメた

 

それヤメないと、マジで命取りなんじゃないか?とも感じてるので

 

とにかく、そうやって亀の歩みよろしく、2013年暮れから約1年経った2014年12月の誕生日の深夜にトイレで咳き込んでしまって、せっかく復調の兆しをみせていた右手〜右腕が、またもや8ヶ月ぐらい前の状態に戻ってしまった

 

握力がガクンと低下…

箸が、覚束なくなって、筆記がキツい、マグカップの持ち手が怪しくなって落しそうになる、しゃもじで鍋底を掻けない、頁が捲れない… この間、地下鉄の切符買うときもタッチパネル操作に難儀したけど、とにかく、軽いタッチの動作ほど、やりづらいのである

 

これには、参ったが、何より、焦っても仕方がないので、また、一からやり直しのつもりで、不格好ながらも、遣れることをやっている

 

しかし、炊事はともかく、カッター使っての紙の裁断時に滑って指切ってしまったときは、ガックリ来たなー

 

そのときの傷は、ようやく塞がったので、ホッとしてる大晦日だが、慌てずに新年を迎えようと思う